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2026年09月11日

㈱静茶園(当社グループ会社)における茶かすの資源循環と太陽光発電の活用

静茶園(静岡県牧之原市)は、お茶づくりを行うなかで、「環境に配慮した生産体制」と「資源循環」を重視した取り組みを進めています。
2026年5月29日に『㈱静茶園(当社グループ会社)における茶かすのリサイクルと再生エネルギー活用』についてご案内しましたが、実際に現場で取材をしましたので、改めて、お茶の製造工程で生じる副産物の有効活用や太陽光発電の導入など、静茶園が実践している主なサステナビリティ活動をご紹介します。


㈱静茶園(静岡県牧之原市)

1. 茶かすを「廃棄物」から「原料」へ

仕上茶の製造過程では、形状や色合いなどの理由から商品には用いない茶葉が「茶かす」として一定量発生します。静茶園では、この茶かすを単に処分するのではなく、「新たな原料」と捉え直し、農業・生活の両面で役立つ資源として活用しています。
これにより、廃棄物の削減とともに、製造工程から生まれる副産物を循環させる仕組みづくりを進めています。


製造の過程で除去された「茶かす」(左・中央図)、「茶かす」を指定エリアに保管(右図)している様子

2. 堆肥原料として支える地域の土づくり

茶かすは、堆肥原料として畜産農家などに販売されています。
畜産現場では、家畜のふんと茶かすを混合し、攪拌・発酵させることで、農地の土づくりに役立つ堆肥を製造しています。お茶由来の茶かすは吸水性が高く、においを和らげる効果も期待できることから、発酵後は扱いやすい堆肥となり、地域の農地や家庭菜園などで利用されています。
このように、お茶工場から出る茶かすが堆肥を通じて畑や庭に“還る”ことで、地域の資源循環の一端を担っています。


「茶かす」提供先の牧場(左図)にて、牛糞と攪拌(中央図)し、静置発酵(右図)させている様子

3. 太陽光発電によるクリーンな電力の活用

静茶園は、製造工程で使用する電力についても環境負荷の低減を図るため、工場敷地内に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーの利用を進めています。
2024年度から本格稼働を開始した太陽光発電設備は、2025年度において年間約18.7万kWhを発電。これにより、静茶園全体の電力使用量のうち、約27%を太陽光発電で賄う体制を構築しています(年間約76.9トンのCO2削減)。
今後も再生可能エネルギーの活用拡大を通じて、製造拠点からの温室効果ガス排出削減に取り組んでまいります。


静茶園の工場上に設置している太陽光パネル

最後に

お茶の製造を通じて培ってきた技術と知見を活かしながら、環境への負荷を抑えた生産と地域資源の循環を進めていくことが、当社グループの重要な使命であると考えています。
引き続き、ステークホルダーの皆さまと協働し、豊かな暮らしと持続可能な環境・地域社会の実現に寄与してまいります。



丸紅食料 株式会社
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