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ホテル好きの視点から見る「VF(バキュームフライ)」の魅力

私はホテルでランチやディナー、そしてアフタヌーンティーを楽しむ時間が好きです✨
落ち着いた空間でゆっくり食事やスイーツを味わうひとときは、日常を少し豊かにしてくれる。
実はこうしたホテル文化に興味を持つようになったのは、下記の経験があります。

目次

ホテルでの経験を思い返す

ルネッサンスリゾートオキナワという恩納村のリゾートホテルでレストラン業務を経験し、その後は東京のラグジュアリーホテル、シャングリ・ラ ホテル東京でルームサービスやラウンジ業務に携わった。ホテルでは料理の味だけでなく、素材の魅力を引き出す調理方法や見た目の美しさも大切にされている。ラウンジのアフタヌーンティーでは、野菜や果物を使った小さな料理が並び、素材の甘みや香りを活かしたメニューが多い。

また、ルームサービスの仕事では、客室でくつろぐ時間に楽しめる軽食やスナックを用意することが多かった。滞在中のちょっとした楽しみの一つになっている。そうした経験を思い返すと、「客室の軽食スナックにVF製品を取り入れるのも面白いのではないか」と感じることがある。

VFとは、真空状態で食材を揚げるフライ製法のこと。通常のフライは高温の油で調理されるが、真空状態では油の沸点が下がるため、比較的低温で揚げることができる。その結果、野菜や果物の色や風味が残りやすく、素材本来の味を楽しめるスナックに仕上がる。

この技術を使った商品は、海外ではフルーツチップスやベジタブルチップスとして広く販売されており、日本でも徐々に広がりを見せている。

丸紅食料が手がけているバキュームフライ

例えば、「まるごとミニトマト」や「たまねぎチーズ」など、トップバリュとしてイオンの店舗で販売されているVFスナックも、実は丸紅食料が手がけている商品だ。野菜の形をそのまま活かしたチップスは見た目にも楽しく、素材の味をしっかり感じられることから人気を集めている。
最近、このVF製法を使った商品として注目されているのが、輸入食品店カルディコーヒーファームで発売された「オニポテ」だ。オニオンとポテトを組み合わせたベジタブルスナックで、軽い食感と野菜の甘みが特徴の商品である。
実際に食べてみると、まず感じるのはサクッとした軽さ。ポテトチップスのようにパリッとしていながら、油っぽさが強くなく、玉ねぎの自然な甘みが広がる。低温で揚げるVF製法だからこそ、素材の味がそのまま感じられるのだろう。

注目されているバキュームフライスナック

では、なぜ今このVFスナックが注目されているのだろうか。背景には、健康志向の高まりがあると考えられる。近年は「植物由来」「素材感」「ヘルシースナック」といったキーワードへの関心が高まっており、野菜や果物を使ったスナックへの需要が増えている。VF製法は、そうしたニーズと相性の良い技術と言える。

スナック菓子は気軽に楽しめる食品だが、そこに新しい技術やアイデアが加わることで、食の楽しみ方はさらに広がる。バキュームフライという技術は、「揚げる」というシンプルな調理方法を少し変えることで、素材の魅力を引き出したスナックを生み出している。

ホテルの料理のように素材の味を大切にする考え方と、VFスナックのコンセプトはどこか共通しているようにも感じる。これからも店頭で新しいVF商品を見つけながら、その広がりを楽しみにしていきたい。スナック菓子は気軽に楽しめる食品だが、そこに新しい技術やコンセプトが加わることで、より多様な楽しみ方が生まれる。VF製法はその好例だろう。ホテルで味わう料理のように、素材の魅力を大切にするスナック。

バキュームフライという技術は、そんな新しい食の楽しみ方を広げてくれる存在かもしれない。

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