日本の食を支える食品原料の取り扱い
当社の食品原料ビジネスは、丸紅グループが構築している強固なバリューチェーンの中で、川上から川下を繋ぐ中間部分の国内食品原料トレードを担っており、日本の食生活に欠かせないパン・麺・菓子等の食品製造に使用される様々な食品原料を、国内外から調達し安定供給しています。
世界的な食料需給の逼迫が懸念される一方で、環境やサステナビリティに対する関心が高まっています。社会の変化を先取りしつつ、安全・安心な食品原料の安定供給に取り組んでいます。
国内食品原料
丸紅の穀物取扱量は総合商社トップクラスで、北米・南米を中心に全世界からの穀物調達体制と全世界への販売展開により国際競争力のある穀物を日本国内に安定供給しています。 その丸紅の強みを背景として、当社は食品製造に欠かすことができない主原料である小麦粉・砂糖・油脂などの国内食品原料を、丸紅グループの原料メーカーや国内原料メーカー様から調達し、パン・麺・菓子などの加工食品メーカー様向けに安定供給しています。
主な取り扱い品目
- 国内食品原料(小麦粉、そば粉、油脂、砂糖、糖化製品、塩、コーングリッツ、チョコレートなど)
輸入食品原料
時代の変化に応じた開発提案
社会環境やライフスタイルの変化に伴い、食の嗜好や消費者ニーズは日々変化し多様化しています。当社は丸紅グループの1社として、総合商社ならではの世界中に広がる丸紅のグローバルネットワークを活用することで、海外製品情報や世界のトレンドを敏感に察知し、時代の変化に応じた開発提案を行っています。
既成概念に捉われることなく、柔軟な発想で新たな価値を創造していきます。
輸入食品原料
丸紅にて昭和30年代から続く歴史ある伝統的な国内食品原料ビジネスの圧倒的な取引基盤を活かした、輸入食品原料の開発及び調達にも力を入れております。 世界で流行している食品があれば、その食品に使用されている原料を世界中のサプライヤーから最も競争力がある原料を選定・輸入したり、その原料を日本の加工食品メーカー様が使いやすい形状や物性に加工・販売したりすることで、日本の消費者に新たな食をお届けしています。 また、近年では新興国における需要増大や自然災害の影響による供給量の減少が発生するなど、食品原料を安定調達するためには産地分散をする必要性も高まっており、当社では食品原料の新たな産地開拓にも取り組んでいます。
主な取り扱い品目
- 輸入食品原料(ココア、澱粉、乾燥ポテト、フルーツ・野菜加工品、ナッツ、雑豆など)