• 飲料部 飲料二課
    SCAA/CQ 認定Qグレーダー
    桑原 雄也さん
    知識と技術を日々蓄え、
    提案力につなげる。

食品全般を、いろいろ担当できるという魅力。

丸紅食料を選んだ理由は、食品全般を扱う会社なので、いろいろと担当できるということ、また、国内販売が中心ですが、丸紅を通じて海外ともやりとりできるので、グローバルに働けると思ったからです。

入社直後は農産課(現在の農産原料課)の配属で、青果や野菜関係を担当していました。2012年には当社の主力のひとつでもある、コーヒー課へ異動になり、約3年間所属しました。その後、2015年4月から茶業課に勤務しています。

味の感覚や取得した資格を、提案に活かす。

現在、営業職として大手飲料会社などへ、コーヒー豆やお茶、紅茶、ハーブティーなどの原料を販売しています。お茶やコーヒーなどは、日用品のようなものですが、売る側の私たちには高い専門性が求められます。さらに、味が重要なファクターになります。

そこで私は、コーヒーインストラクター検定と、Qグレーダーの資格を取得しました。Qグレーダーとは、SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順に従ってコーヒーの評価ができるとCQI(場合によってはCQIとSCAAの両方)が認定した技能者のこと。このような資格も取得しながら、知識や技術を身につけています。お客様に対しては産地の特徴や味の組み合わせの知識や技術を強みとして提案しています。

先輩がやっていない新しい試みに、チャレンジしたい。

私の分野は、とりわけ専門性を高めないとお客さんに納得されません。特に表示の問題は、コンプライアンスも絡みますので、国のガイドラインを注意深く確認するよう気をつけています。また、競合他社がどんな表示や訴求をしているかを見て、参考にもしていますし、「こんな言い方や表現をしている」ということを、お客さまに参考としてお伝えしたりすることもあります。

今後の目標は、先輩社員もやっていない新しいことをやりたいですね。新しい商品かもしれませんし、事業かもしれません。今後は、より専門性を高めるために、日本茶インストラクターや、日本茶アドバイザーなどの資格も取得して、強みにしたいです。エンドユーザーの味覚も多様化しているので、それに対応していくために、取り扱い商品として新しいハーブティーなども増やしていきたいですね。

就活中の方へ。
気負わず、やりたいことが実現しやすい環境を目指そう。

いま就活中の学生の方には、まずは精一杯がんばってください、と伝えたいです。気負わず、やりたいことがやれる会社に「こういうことがやりたい!」と、強い気持ちで臨んでほしいですね。当社の場合、上司は任せるタイプの人が多く、やりたいことは「やってみなさい」とサポートしてくれます。また、積極的に資格を取得させてもらえますね。でも、もし学生で入社前に資格を持っていたら、それはすごいことだと思いますよ。社会人になると、仕事中心、仕事優先の生活になるので、まとまった時間がとりにくくなります。なので、今のうちに旅行でもなんでも構わないので、ぜひ達成感のあることをやり遂げてください。

プロフィール

2011年入社。農産課で青果や野菜関係を担当。その後、コーヒーやお茶の業務を経て、2016年7月より親会社の丸紅㈱へ出向。国際的なコーヒー鑑定士の資格である「SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)/CQ | 認定Qグレーダー」を取得。