Sustainability 丸紅食料のサステナビリティ わたしたちができること

サステナビリティ方針 Sustainability Policy

丸紅食料グループは、誰もが安心できる明るい明日、くつろぎのひとときを、生産者と未来の子供たちに思いをはせ、食を通じて皆様に幸せをお届けするという理念を実践するために、企業活動を通じて持続可能な社会実現に貢献していきます。

丸紅食料グループは、お客様・お取引先・従業員・そして社会、全てのステークホルダーの皆さまと共に、グループの事業と社会の持続的成長を促すため、サステナビリティ上の5つの重要課題(マテリアリティ)を特定しました。マテリアリティは、SDGsの17の目標と169のターゲットから、グループのビジネスが環境・社会に及ぼす影響を踏まえ特定しています。従業員一人一人がステークホルダーの皆さまと共に課題に取組むことで、SDGs達成に貢献することを目指していきます。


マテリアリティとSDGsへの貢献 Materiality and Contribution to the SDGs

食の安全・安心への取組

SDGsの
貢献分野

・工場調査の実施
・資格取得の促進
・グループ会社の認証取得
・病院食や介護食の取扱い

グループ会社の製茶工場、珈琲焙煎工場や当社商品の委託製造工場に対し、自社で定める食品安全基準に則り工場調査を実施し、安全・安心を確認しています。

当社開発製品に対する社内検討会議の実施や、食品安全に関わる資格取得を通じ、法令違反の未然防止に取組んでいます。

グループ会社の製茶工場、珈琲焙煎工場において食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるFSSC22000の認証を取得しています。

病気の方や高齢の方にも安心して食べて頂ける病院食や介護食を取扱っています。

環境への取組

SDGsの
貢献分野

・紙の削減
・文房具等のリサイクル
・オンライン会議や在宅勤務の活用
・ゴミの分別推進
・製造残渣の有効活用
・フードバンクへの協力
・大豆ミートの取扱い

ワークフローシステムやEDI(得意先伝票レスの推進)などのシステム導入で紙の使用量削減に取組んでいます。

文房具(ファイルなど)の社内リサイクルや、持ち主不明の傘を「みんなの傘(誰でも自由に使用できる傘)」として再利用し資源の有効活用に取組んでいます。

多様な働き方の導入(オンライン会議、在宅勤務活用)による移動の削減や、ハイブリッド車(社有車)の導入などにより環境負荷の軽減に努めています。

社内で排出するゴミの分別(リサイクル)を推進しています。(紙の分別廃棄⇒トイレットペーパーとしてリサイクルに活用)

グループ会社の製茶工場、珈琲焙煎工場で排出する製造残渣(茶殻、焙煎豆など)やこれまで廃棄していた麻袋を堆肥や加工品原料として有効活用しています。

フードロス削減に向けフードバンクへの食材供給に取組んでいます。

消費者の健康志向への対応と、良質なたんぱく源の安定供給、環境負荷の低減に貢献する、大豆ミート(原材料に大豆を使用し、お肉を使用していません)や植物タンパクの基礎原料を取扱っています。

サプライチェーンにおける責任ある調達

SDGsの
貢献分野

・生産者の安定収入
・雇用創出
・所得向上への寄与
・認証商品等の提案

茶の生産農家との契約栽培(農家から荒茶を一定価格で全量買取る契約)により、農家の安定収入や雇用創出に繋がる取組みを行っています。

国産原料使用商品の取扱い拡大により国内農業の維持に貢献しています。

コーヒー豆など途上国産品の取扱いを通じて、現地生産者の所得向上に寄与できるよう努めています。

エシカル消費に繋がる商品(フェアトレード認証のコーヒー豆、RSPO認証パーム油等)の提案を積極的に行っています。

働きがいのある労働環境

SDGsの
貢献分野

・労働環境の改善
・従業員の健康管理
・各種人事制度の導入
・コンプライアンス・ハラスメントへの対応
・多様な働き方への対応

社内の課題・問題点や改善提案を社員が投稿できるよう業務改革メールや目安箱を設置し、労働環境の改善に取組んでいます。

年1回、全社員を対象に健康診断を実施し、希望者には産業医等による健康相談等を実施し健康経営の推進に努めています。

フレックス勤務、在宅勤務を導入し、働きやすい職場環境の整備に努めています。

ジェンダー格差の解消に向け、職種別雇用の平等化や女性管理職の育成に努めています。
また、管理職を対象にハラスメント研修を実施し、労働環境の整備に努めています。

在宅勤務インフラの整備、社内申請書のワークフロー化、事務処理のRPA(ソフトウェアロボットによる業務自動化技術)などのシステム化を推進し、新たな勤務形態、商談方法など多様な働き方の実現への取組みを行っています。

コーポレートガバナンスの充実

SDGsの
貢献分野

・内部統制の強化
・各種法令の遵守
・BCPの強化

内部統制推進室を設置し、定期的に内部監査を行い、内部統制の強化に努めています。

コンプライアンス委員会を設置し、法令違反事例の確認、関連業法・制度の改定についての情報共有を行い、法令順守と法務チェック機能の充実を図っています。
また、食品安全に関する法令や下請法、廃掃法、競争法、インサイダー取引、内部統制、コンプライアンスなどに関する社内研修を実施し、法令やコンプライアンス遵守の意識向上に努めています。

災害対策マニュアル、BCP(事業継続計画)の更新を毎年定期的に行い、突発的な災害時も事業の継続ができるよう努めています。

丸紅グループ人権基本方針 Human Rights Basic Policy

当社は丸紅グループの一員として、「丸紅グループ人権基本方針」並びに「サプライチェーンにおけるサステナビリティ基本方針」に則り、自らがサステナビリティへの取り組みを強化するにとどまらず、お取引先の皆様とともに、より実効性の高いサステナビリティへの取り組みの推進を目指しております。

丸紅グループ人権基本方針

丸紅グループは、社是「正(公正にして明朗なること)・新(進取積極的にして創意工夫を図ること)・和(互いに人格を尊重し親和協力すること)」の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する誇りある企業グループを目指します。そのうえで、自らのビジネス活動により影響を受けるすべての人々の人権を尊重し、その責任を果たすべく努力していくことが最重要であるという認識のもと、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、「丸紅グループ人権基本方針」をここに定めます。

サプライチェーンに関する基本的な考え方

丸紅グループは、数多くの取引先とともに、グローバルに多種多様なビジネスを展開しています。昨今、持続可能なサプライチェーン構築に向けた取り組みの重要性が高まっており、丸紅グループ内における取り組みのみならず、サプライチェーン全体で地球環境の保全、社会の持続的発展に取り組むことが、丸紅グループの競争力強化、差別化に直結すると考えています。

また、人権の尊重も持続可能なサプライチェーンに欠かすことのできない重要な要素です。丸紅グループは、持続可能で強靭なサプライチェーン構築に取り組むことにより、「丸紅なら安心」というステークホルダーからの信頼を醸成し、ビジネス機会の拡大を目指していきます。

また当社は丸紅グループの一員として 、環境マネジメント、気候変動対策、森林保全への貢献、生物多様性と生息環境の保全、水マネジメント、労働安全衛生、健康経営、顧客に対する責任、人材マネジメント、ダイバーシティマネジメントなどにおいて、丸紅グループの方針に準じた活動をしてまいります。